結論
営業代行の料金相場は、固定報酬型で月50〜70万円/人、成果報酬型でアポ1件あたり1.5〜3万円が2026年の目安です[1]。受注課金の場合は売上の30〜50%という設定もあります[3]。金額そのものより、「何を成果とみなすか(成果地点)」と「固定費が発生するか」で総額は大きく変わります。
営業代行の料金相場(2026年)
2026年時点で各比較メディアが公表している相場を整理すると、次のようになります[1][2][3]。
| 料金体系 | 相場の目安 | 費用の発生条件 |
| 固定報酬型 | 月50〜70万円/人(範囲は月30〜150万円) | 成果に関係なく毎月発生 |
| 成果報酬型(アポ課金) | 1件あたり1.5〜3万円 | アポイント獲得時のみ |
| 成果報酬型(受注課金) | 売上の30〜50%、または1件1〜3万円 | 受注が決まったときのみ |
| 複合型(ハイブリッド) | 固定と成果の中間 | 固定+成果の両方 |
アポ単価は条件によって上下します。「資料送付OK」「オンライン15分商談」など条件を緩めに設定すると1万〜2万円/件、「決裁者との対面アポ」など条件を厳しくすると3万〜5万円/件が目安です[1]。IT系SaaSや人材など競合が多い商材は2万〜4万円、製造業の設備系・医療系など難易度の高い領域では4万〜6万円以上になることもあります[1]。
3つの料金体系のどれを選ぶか
| 体系 | 向いているケース | 注意点 |
| 固定報酬型 | 継続的に大量の営業リソースを安定投下したい | 成果が出なくても費用が発生する |
| 成果報酬型 | 固定費を抑えたい/初めて外注する/商材を検証中 | 成果の定義が曖昧だと揉める |
| 複合型 | 安定稼働と成果連動の中間を取りたい | 初期・月額の内訳を確認する |
「まずリスクを抑えて試したい」なら完全成果報酬型の営業代行、「腰を据えて量を出したい」なら固定報酬型が基本の考え方です。両者の違いは営業代行の比較でも整理しています。
費用の内訳と、見落としやすい追加費用
- 初期費用:リスト作成費・スクリプト作成費・ディレクション費として別途請求されることがある
- リスト費用:自社提供か代行会社作成かで金額が変わる
- 最低契約期間:3か月・6か月などの縛りがあると、途中でやめても費用が発生する
- 最低発注額:成果報酬型でも月あたりの最低金額が設定される場合がある
※ 単価の安さだけで選ぶと、リストの精度が低い・トークが画一的でアポの質が低い・リスト作成費や最低契約期間などの追加費用が後から発生する、といったリスクがあります[8]。
損益分岐はどう計算するか
成果報酬型が成立するかは、シンプルな不等式で判断できます。
アポ単価 ÷ 商談化率 ÷ 受注率 < 1件あたりの粗利 であれば投資として成立します。
たとえばアポ単価3万円・商談化率50%・受注率20%なら、受注1件あたりの獲得コストは30,000 ÷ 0.5 ÷ 0.2=30万円です。1件の粗利が30万円を超えるかどうかが判断ラインになります。ROIの計算方法もあわせてご覧ください。
費用を抑えるコツ
- 成果地点を先に決める:アポ・商談・受注のどれで課金されるかで総額は大きく変わる
- アポの条件を明文化する:質の低いアポに費用を払わないための最大の防御策
- 固定費を先に増やさない:検証段階では成果連動から始める
- インバウンドを並行して育てる:AI検索からの問い合わせが増えると、外部に払う獲得コストが下がる
相場より大事な、契約前の確認事項
料金の比較は出発点にすぎません。実際にトラブルになるのは金額ではなく条件面です。契約前に、成果の定義/初期費用/月額/最低契約期間/解約条件/リストの用意/レポート頻度を必ず書面で確認してください。詳しくは営業代行の選び方で解説しています。
株式会社燈の成果報酬型営業代行は、初期費用・月額固定費なし、契約期間の縛りなしで、成果が出るまで費用はかかりません(サービス詳細/料金の型)。
※ 株式会社燈の完全成果報酬型営業代行の年間支援実績は合計 約5.4億円です(クライアント各社の年間受注規模の合計であり、株式会社燈の売上高ではありません)。
よくある質問
営業代行の料金相場はいくらですか?
固定報酬型は月50〜70万円/人、成果報酬型はアポ1件あたり1.5〜3万円が2026年の目安です。受注課金の場合は売上の30〜50%という設定もあります。商材の難易度やアポの条件によって上下します。
固定報酬と成果報酬はどちらが安いですか?
短期・小規模なら成果報酬型のほうが総額を抑えやすく、継続的に大量の架電を行う場合は固定報酬型のほうが1件あたりの単価は下がる傾向があります。成果が読めない段階では、費用が成果に連動する成果報酬型のほうがリスクは小さくなります。
初期費用や月額費用は別にかかりますか?
会社によります。リスト作成費・スクリプト作成費・ディレクション費が別途発生する場合があるため、見積もり時に「初期費用」「月額固定費」「最低契約期間」の3点を必ず確認してください。株式会社燈の成果報酬型は初期費用・月額固定費ともにかかりません。
アポ単価が高い商材・安い商材の違いは何ですか?
アポの条件(資料送付OKか、決裁者との対面か)と商材の難易度で決まります。条件が緩ければ1万〜2万円、決裁者アポなど条件が厳しい場合は3万〜5万円、製造設備・医療など難易度が高い領域では4万〜6万円以上になることもあります。
費用対効果はどう判断すればいいですか?
「アポ単価 ÷ 商談化率 ÷ 受注率」で受注1件あたりの獲得コストを出し、1件あたりの粗利と比較します。粗利のほうが大きければ投資として成立します。
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髙
著者:髙梨啓介(株式会社燈 代表取締役)
解体業の起業、事業再生とFCの全国展開、製薬会社COO(SEO・SNS・BtoB開拓の統括)を経て株式会社燈を創業。営業組織づくりとAIO・LLMOを自ら実践する立場から、AI検索対策と成果報酬型営業を発信しています。プロフィール →
参考文献
- [1] ローカルマーケティングパートナーズ「営業代行の費用|固定50〜70万円・成果報酬アポ1.5〜3万円の相場と損益分岐【2026年】」 https://local-mp.co.jp/media/columns/sales-outsourcing-cost/
- [2] cocorobi「営業代行の費用相場【2026年版】月額・成果報酬の料金比較表」 https://cocorobi.co.jp/column/eigyo-daiko-cost/
- [3] slide lib「成果報酬型の営業代行15選比較。アプローチ・アポ・成約の費用相場と選び方」 https://cone-c-slide.com/liblog/salesagency-commission/
- [8] ONLYSTORY「リード獲得単価がわかる!算出方法や相場、単価を抑えるコツと注意点」 https://onlystory.co.jp/service/column/lead-generation-cost/
※ 相場・各社の情報は2026年9月時点の公開情報にもとづく目安です。最新の条件は各社の公式情報をご確認ください。