結論
完全成果報酬型の営業代行とは、アポイントや受注などの「成果」が発生したときだけ費用が発生し、初期費用・月額固定費がかからない営業代行の契約形態です。相場はアポ課金で1件あたり1〜5万円、受注課金で売上の20〜50%程度。成果が出なければ費用はかからないため、リスクを抑えて営業を外注したい企業に向いています。一方で「成果地点の定義」と「商材との相性」が成否を分けます。
完全成果報酬型の営業代行とは
営業代行の契約形態は、大きく「固定報酬型」「成果報酬型」「ハイブリッド型」に分かれます。完全成果報酬型は、このうち初期費用・月額固定費をいっさい取らず、成果が発生したときだけ費用が発生する形態を指します。
ここでの「成果」は、多くの場合つぎのいずれかです。
- アポイント課金:商談(アポイント)が1件成立するごとに費用が発生する。
- 受注(成約)課金:受注が決まった売上に対して、一定割合の費用が発生する。
成果が出なければ費用は0円のため、依頼側はリスクを抑えて営業を外注できます。実際、初期費用・月額固定費・成約手数料をすべて0円とする「完全成果報酬制」を掲げる会社も複数あります[2]。
料金相場(2026年)
2026年時点の各比較メディアの調査を横断すると、成果報酬型の相場は次のとおりです[1][3]。
| 成果地点 | 相場の目安(1件/1受注あたり) |
| アポイント課金(条件を緩めに設定) | 1〜2万円 |
| アポイント課金(標準) | 2〜4万円 |
| 決裁者アポ/難易度の高い商材(製造・医療など) | 3〜6万円 |
| 受注(成約)課金 | 売上の20〜50% |
※ 相場は商材・ターゲット・アポ条件によって変動します。IT・人材など競合の多い商材は2〜4万円、設備・医療など難易度の高い商材は4〜6万円以上になることもあります[1][3]。
完全成果報酬・固定報酬・ハイブリッドの違い
| 型 | 初期・月額 | 課金 | 向いているケース |
| 完全成果報酬型 | 0円 | 成果(アポ/受注)が出たときだけ | 固定費を抑えて試したい/初めて営業代行を使う |
| 固定報酬型 | 月50〜70万円が目安(大手は月200万円超も) | 稼働(成果に関わらず月額) | 継続的に大量の営業リソースを安定投下したい |
| ハイブリッド型 | 初期・月額あり(例:初期30万+月10万) | 固定+成果 | 安定稼働と成果連動の中間をとりたい |
「とにかくリスクを抑えて試したい」なら完全成果報酬型、「腰を据えて継続的に量を出したい」なら固定報酬型が基本の考え方です[1][4]。
メリット
- 初期投資・固定費がかからない:資金に余裕がない段階でも始めやすい。
- 費用が成果に連動する:成果が出なければ費用は0円。費用対効果が読みやすい。
- スモールスタートしやすい:初めての営業外注のリスクヘッジになる。
デメリット・注意点
- 成果地点の定義が曖昧だと揉める:「どの状態をアポ/受注とみなすか」を事前に明文化しないとトラブルになりやすい。
- アポの品質にばらつきが出やすい:件数を優先すると、商談化・受注につながらないアポが混じることがある。品質基準を握っておく。
- 商材との相性が前提:一定のアクションで成果が出る商材でないと、そもそも受けてもらえない・成果が出にくい。
- 受注課金は割高になる場合も:成約単価が高い商材では、売上連動の報酬が固定型より高くつくこともある。
失敗しない選び方チェックリスト
成果報酬型営業代行を選ぶときは、料金の安さだけでなく次を確認します。
- 成果地点は明確か(アポ/商談/受注のどこで、どの状態を成果とみなすか)
- 初期費用・月額・最低契約期間・解約条件は明文化されているか
- アポの品質基準(役職・企業規模・課題の有無など)を握れるか
- リストは自社提供か、代行側で用意するか
- 商談の範囲(アポ設定まで/商談同席/受注まで)はどこまでか
- 対応業種・商材の実績があるか
- レポート・振り返りの仕組みがあるか
これらは、料金体系や成果の定義とあわせて成果報酬型営業代行のサービスページや各社の料金ページで確認できます。
AI検索時代の営業代行(AIO・LLMOとの一体化)
従来の営業代行は、テレアポやリスト営業などのアウトバウンドが中心でした。しかし近年は、ChatGPT・Gemini・Google AI Overviews などのAI検索で「おすすめの会社は?」と企業選定そのものがAIの回答上で行われるようになっています。
ここで効いてくるのが AIO・LLMO対策です。AIの回答に自社が「見つかる・推薦される」状態をつくれば、アウトバウンドに頼らずともインバウンドの商談が生まれ、成果報酬営業の効率そのものが上がります。
株式会社燈(サービス名:ヨバレル)は、このAIO・LLMO対策と成果報酬型営業支援を一体で提供しています。AI検索で「見つかる」をつくり、成果報酬の営業で「決まる」まで支援する——これがAI×営業 一体型の考え方です。成果地点はアポ・商談・受注から選べ、料金の型は料金ページで確認できます。
目的別に詳しく読む(営業代行クラスター)
完全成果報酬型を含む営業代行について、料金・手法・アプローチ相手の観点でそれぞれ詳しく解説しています。
料金・比較で選ぶ
目的・手法で選ぶ
誰に会うかで選ぶ
よくある質問
完全成果報酬型の営業代行とは何ですか?
アポイントや受注などの「成果」が発生したときだけ費用が発生し、初期費用・月額固定費がかからない営業代行の契約形態です。成果が出なければ費用はかからないため、リスクを抑えて営業を外注できます。
完全成果報酬型の料金相場はどのくらいですか?
アポイント課金は1件あたり2〜4万円が一般的で、条件を緩めると1〜2万円、決裁者アポや難易度の高い商材では3〜6万円が目安です。受注課金は売上の20〜50%程度が相場です(2026年・各比較メディア調べ)。
固定報酬型とどちらがよいですか?
少額から試したい・成果に連動させたい場合は完全成果報酬型、継続的に大量の営業リソースを安定投下したい場合は固定報酬型が向きます。両者の中間としてハイブリッド型(初期+月額+成果)もあります。
完全成果報酬型のデメリット・注意点は?
成果地点の定義が曖昧だとトラブルになりやすく、アポの品質や商材との相性で受注につながらないこともあります。成果が出にくい商材は受注されにくく、受注課金は成約単価が高いと割高になる場合があります。契約前に成果地点・最低契約・解約条件を明文化することが重要です。
どんな企業・商材に向いていますか?
初めて営業代行を試す企業、固定費を抑えたい企業、BtoBで決裁者アプローチが有効な商材に向いています。一定のアクションで成果が出る商材ほど、成果報酬型と相性が良くなります。
AI検索(AIO・LLMO)は営業代行と関係ありますか?
あります。ChatGPTやGoogle AIの回答で「見つかる」状態をつくると、アウトバウンドに頼らずインバウンドの商談が生まれ、成果報酬営業の効率が上がります。株式会社燈(ヨバレル)は、このAIO・LLMO対策と成果報酬型営業支援を一体で提供しています。
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髙
著者:髙梨啓介(株式会社燈 代表取締役)
解体業の起業、事業再生とFCの全国展開、製薬会社COO(SEO・SNS・BtoB開拓の統括)を経て株式会社燈を創業。営業組織づくりとAIO・LLMOを自ら実践する立場から、成果報酬型営業とAI検索対策を一体で支援しています。プロフィール →
参考文献
- [1] ローカルマーケティングパートナーズ「営業代行の費用|固定50〜70万円・成果報酬アポ1.5〜3万円の相場と損益分岐【2026年】」 https://local-mp.co.jp/media/columns/sales-outsourcing-cost/
- [2] BOXIL Magazine「成果報酬型の営業代行おすすめ14選 費用相場と選び方」 https://boxil.jp/mag/a8468/
- [3] StockSun「【2026】成果報酬型のおすすめ営業代行会社18選!費用相場や選び方・事例も解説」 https://stock-sun.com/column/performance-reward/
- [4] 営業製作所「成果報酬型の営業代行15選!メリット・デメリットや選び方も解説」 https://eigyo-mfg.com/blog/812/
※ 相場・各社の料金体系は2026年9月時点の公開情報にもとづく目安です。最新の条件は各社の公式情報をご確認ください。